整体×ピラティス 松華-SYOUKA- 【浜松・ピラティス改善事例】腰のヘルニアの再発が心配だった30代の保育士ママ – 整体×ピラティス 松華-SYOUKA-【浜松市】
2026/10/31(土)

【浜松・ピラティス改善事例】腰のヘルニアの再発が心配だった30代の保育士ママ

カテゴリー: ピラティス不調や痛み

腰のヘルニアを経験し、再発しないようにメンテナンスとしてピラティスに通っている30代のお母さんの事例です。お仕事は保育士さんで、抱っこの多い毎日を送っています。

この事例のポイント

  • 痛みが落ち着いている時期にこそ、再発しにくい体の使い方を身につける
  • 太ももの前で頑張るクセを、お腹で支える形に変えていった
  • 仕事の抱っこが楽になるよう、腕と体幹のつながりも練習

ご相談の内容

腰のヘルニアの再発が心配なこと、太ももの前の張りが気になること、そしてお仕事で小さな子を抱っこすることが多く、腕が疲れやすいことがお悩みでした。

体の状態と、原因の見立て

拝見すると、お腹がうまく使えず、太ももの前の筋肉でかばっている状態でした。これが骨盤の傾きや、腰への負担にも関わっていると考えました。

お腹が働かないまま運動を頑張ると、太ももの前ばかり使って、そこがさらに張ってしまいます。せっかく頑張っているのに、かえってつらくなるのはもったいないですよね。

行ったこと

ピラティスの基本の姿勢「テーブルトップ」(膝と股関節を90度に曲げて、足を浮かせる姿勢)で、お腹の力で足を支える練習から始めました。最初は太ももの前に力が入りやすく、苦戦されていました。

マシンの上でテーブルトップの姿勢を練習する様子

お腹の力で足を支える「テーブルトップ」の練習

マシンのバネを使いながら、「どこで踏ん張るか」「どの方向へ押すか」「太ももの前に頼っていないか」を一つずつ確認して進めました。最後は、腕を動かすときにお腹を一緒に働かせる練習。腕の力だけでは動かしにくいエクササイズで、お腹がしっかり働くと動かせるようになります。

マシンピラティスで体の使い方を練習する様子

腕と体幹を一緒に働かせる練習

動画で見る、実際のセッションの様子

ここからは、実際のセッションの一部を動画でご紹介します。どんな順番で、どんなところを確認しながら進めているのか、雰囲気を感じていただけたらうれしいです(音声が出ます)。

① 肩をすくめずに、お腹に力を入れる準備

ベッドに仰向けになり、お腹に力が入る感覚を確かめるところから始めます。手の置き場所はどこでも大丈夫。大事なのは肩が内側に巻き込まないことです。見た目はほんの少しの動きですが、お腹の奥がじんわり働いてきます。

この練習で目指すこと
肩や腕に頼らず、お腹で体を支える感覚をつかむこと。ここがすべての練習の土台になり、抱っこで肩や腕ばかりが疲れる状態から抜け出す第一歩になります。

② 足の位置と、膝の向きを整える

マシンの上で仰向けになり、膝の向きや足の位置を高柳が手で確認しながら整えます。「どっちの足に力が入っているか」「太ももの前で頑張っていないか」を、ご本人にも感じてもらいながら進めました。位置が決まったら、その場所でかかとをつけます。

この練習で目指すこと
太ももの前の張りにつながっていた「前もも頼み」のクセに、自分で気づけるようになること。気づけると、日常の中でも自分で修正できるようになります。

③ みぞおちを下げたまま、お尻を持ち上げる

ゆっくりお尻を持ち上げ、膝を開いて、閉じる。ポイントはみぞおちを下げたまま行うことです。腰を反らして持ち上げるのではなく、お腹とお尻で体を支えます。下ろすときも、お尻を下に向けて下ろしていくイメージ。マシンがあまり揺れていないのは、しっかり押せているサインです。

この練習で目指すこと
腰だけに負担を集めず、お腹とお尻で体を支える形を覚えること。しゃがむ・立ち上がるといった、子どもを抱き上げる動作の土台になります。

④ 前かがみの姿勢を、足とお尻で支える

マシンの上に立ち、前かがみになって手をバーに置きます。そこから、お尻を後ろに引きながら足でマシンに乗っていく練習です。つい手で押したくなりますが、足がしっかり使えていれば手はそえるだけで動かせます。

この練習で目指すこと
床の子どもを抱き上げる、低い机に合わせてかがむなど、保育の現場で多い前かがみの姿勢を、腰ではなく足とお尻で支えられるようにすること。

⑤ 腕と体幹を一緒に働かせる

ボックスに座り、ストラップを持った腕を前へ、遠くに伸ばしていきます。腕の力だけではなかなか動かせませんが、お腹が一緒に働くと、腕が軽く上がるようになります。変なところに力が入っていないかも、一回ずつ確認しています。

この練習で目指すこと
腕だけで抱っこをしない体の使い方を身につけること。体幹と腕がつながると、抱っこのときの腕の疲れ方が変わってきます。

どれも地味に見える練習ですが、ひとつひとつが「お腹で支える」「前ももに頼らない」「腕だけで頑張らない」という、この方の目標につながっています。動画の内容は、この方の体の状態に合わせて選んだものです。同じようにお悩みの方には、まず体の状態を確かめてから、あなたに合う練習をご提案します。

痛くないときにやっておくこと

痛みがあるときだけでなく、痛みが出ていないときにこそ、やっておいた方が良いことはたくさんあります。子育てやお仕事で忙しいと、体を酷使して、やってはいけない体の使い方も自然としてしまうものです。そこを対策まで身につけておくことが、再発しにくい体づくりにつながると考えています。

高柳からひとこと

理屈がわかれば、対策もわかります。お母さんには休みがないし、子どもはおかまいなしに飛びついてきますよね。だからこそ、あなたに合う対策で、実る努力を続けていきましょう。

同じようなお悩みはありませんか?

理学療法士が、今の体の状態を丁寧に確認してから、あなたに合う進め方をご提案します。
運動が苦手な方も、安心してご相談ください。

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この記事を書いた人

高柳 勝之(整体×ピラティス 松華 -SYOUKA-)

理学療法士歴17年(整形外科13年)/ピラティス歴9年/PHIピラティス コンプリヘンシブインストラクター。整形外科で「症状が戻ってしまう」ことに悩んだ経験からピラティスと出会い、体の仕組みに合わせたオーダーメイドのピラティスをお伝えしています。